22日、大型アートフェア「アートバーゼル香港」の開幕に先立ち、特別招待客向けの内覧会が開催された。写真は同フェアおよび同時期に開催される「アートセントラル」などの出品作品(Photo/Yanwu Yuan)。

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2016年3月22日、大型アートフェア「アートバーゼル香港」の開幕に先立ち、特別招待客を対象とした内覧会が開催された。

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今年で4回目となる同フェアは、香港コンベンション&エキシビション・センターで24日から26日までの日程で開かれる。35カ国・地域から集まった239のギャラリーが3000人を超えるアーティストの近・現代作品を出品しており、その内容は絵画、彫刻、写真、映像、デジタル作品などさまざまだ。

「アートバーゼル」はスイスのバーゼルで1970年から開催されているアートフェアで、「アートバーゼル香港」は2013年に始まった。これについて、専門家の陸潔民(ルー・ジエミン)氏は「中国の富裕層の高級品に対する購買力は、すでに世界を驚かせている」と指摘し、「アート業界にとって中国は大きな成長が見込める市場」との考えを示す。同氏によると、「アートバーゼルの香港進出は中国人コレクターの勃興が目に留まったため」。

この先の市場拡大が期待できそうだが、「アートバーゼル」アジア総監の黄雅君(ホアン・ヤージュン)氏は「一番好ましくない行為」として投機的行為を挙げ、「市場全体のバランスを崩し、芸術家の活動にも影響を与えかねない。コレクターは作品に愛情を持ち、『鑑賞したい』という気持ちで収蔵を行ってほしい」と話した。(翻訳・編集/野谷)