中国メディアの新浪網は23日「日本の地価が8年ぶりに上昇。中国人観光客に感謝」と題する記事を掲載した。

写真拡大

 中国メディアの新浪網は23日「日本の地価が8年ぶりに上昇。中国人観光客に感謝」と題する記事を掲載した。

 記事は、国土交通省が22日に発表した数字として2015年には日本全国の地価が1%上昇と紹介。2008年に世界的な金融危機が発生して以来初めての上昇であり、1990年代初期に不動産バブルがはじけて以来、3度目の上昇と説明した。

 最高価格は、銀座にある楽器とCDの販売店の前(山野楽器本店前を指す)と紹介。銀座やその他にも観光客が多く訪れる商業地区の地価が上がったのは「中国やその他のアジアからの観光客の激増に伴う」現象と説明した。

 日本でも同様な見方をされていると主張。日本の国家観光局の発表では、2月に訪日した外国人観光客は前年同月比36.4%増の延べ189万1400人で、中国人客は同38.9%の延べ49万8900人で、国と地域別で最も多かったと紹介した。

 記事は、日本で地価が上昇したのは、外国人観光客の増加だけではなく、金融環境を緩和した政策にも関係していると指摘。資金の流動性が高まったことで、大量の資金が不動産市場に流れ込んだと論じた。

 地方でも中核的な都市では地価が上昇する傾向が出ているが、商業施設の少ない地方では、地価が依然として低迷していると紹介した。(編集担当:如月隼人)