中国人が日本旅行で感銘を受けることの1つに、日本の街の清潔さがある。実に驚くほど多くの中国人旅行者がネット上で「日本の街にはゴミが落ちていない」と感動を綴っているが、中国メディアの中国投資諮訊網はこのほど、日本人が街を清潔に保つ秘訣の1つとしてゴミを分別する習慣に注目している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人が日本旅行で感銘を受けることの1つに、日本の街の清潔さがある。実に驚くほど多くの中国人旅行者がネット上で「日本の街にはゴミが落ちていない」と感動を綴っているが、中国メディアの中国投資諮訊網はこのほど、日本人が街を清潔に保つ秘訣の1つとしてゴミを分別する習慣に注目している。

 記事は日本のゴミ袋やゴミの捨て方に注目。燃えるゴミ、燃えないゴミ、リサイクルゴミそれぞれに専用のゴミ袋があり、それぞれのゴミ出し日にはゴミの入った袋が所定の場所に「整然と積み上げられる」様子を紹介している。分類されたゴミがこれだけ整然と捨てられている様子を目の前にすれば、決して好き勝手にゴミを捨てることはできないと感想を綴っている。

 中国のゴミの捨て方に見慣れた人からすれば、ゴミが整然と捨てられる日本の光景は美しさすら感じることだろう。中国地方都市の場合、生活ゴミの分類はリサイクルが可能か不可能かという2種類のみだ。指定のゴミ袋もない。マンション住人の場合は1階にゴミ捨て場があり、2種類の非常に大きなポリ容器にゴミを投げ入れるが、実に雑然としている。

 また記事は日本ではゴミの分別制度を実施してすでに25年になると紹介しつつ、中国の読者に対して日本の分別の仕方を紹介。燃えるゴミ、燃えないゴミ、容器包装プラスチック、古紙、瓶、缶、ペットボトル、古着、乾電池など実に細かく、また収集日もそれぞれ異なると説明する。中国地方都市の場合は毎日また何時でも2種のゴミを捨てることができる。またきちんと分別されていないからといって回収を拒否されることもない。

 また、日本人は幼いころから環境保護意識を育むための教育を受けていると説明。ゴミの分別やリサイクルについての授業は必修課目であると紹介している。また子どもたちは家庭でも親からゴミを分別して捨てることを教えられるだろう。幼いころに学んだ習慣は生涯にわたって効果を発揮するものであり、こうした教育は非常に大きな価値があるといえる。

 日本人にとってゴミを細かく分別して捨てることは当たり前の習慣となっており、街の道路に好き勝手にゴミを投げ捨てることに対して抵抗感を感じるだろう。中国にもし日本のようなゴミの分別制度が導入され、相応の教育がなされるなら、間違いなく中国の街の清潔さも向上するだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)