22日、韓国の新体操選手が手荷物として預けたフープが、航空会社のミスで曲がった上に遅れて到着するというトラブルがあったが、これをめぐる航空会社からの補償額が物議を醸している。写真はソン・ヨンジェ選手。

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2016年3月22日、韓国・ソウル新聞によると、韓国の新体操選手が大会出場のためヨーロッパに持参したフープが、運搬した航空会社のミスで曲がった上に遅れて到着するというトラブルがあった。

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トラブルに遭ったのは、韓国で「新体操の妖精」とも呼ばれ人気のソン・ヨンジェ選手。このほどポルトガル・リスボンで行われた新体操ワールドカップに出場するため、フープ2個をエールフランス航空に手荷物として預けた。しかし航空会社のミスにより遅れて届いたフープは、いずれも試合には使えないほどに曲がってしまっていたという。

ソン選手は他国の選手から急きょフープを借りて大会に出場、銅メダルの成績を残したが、このトラブルでソン選手に支払われる航空会社からの補償額が物議を醸している。航空会社の受託手荷物補償を1キロ当たり最高2万3000ウォン(約2200円)と定めたワルシャワ条約の規定により、重さ300グラムほどのフープの補償は7000ウォン(約680円)にしかならないのだ。

これについて大韓体操協会は「選手の分身にも等しい道具が傷つけられたのだから、補償体系とは別の規定を適用すべき」と反発を強めており、韓国のネットユーザーからも不満のコメントが多数寄せられている。

「物の価値とは関係なく重さで補償金が決まるなんて、あきれるね」
「携帯を真っ二つに割っても7000ウォンで済ますのか?まるでそう言ってるようなもんだ」
「いっそ同じ物で補償するようにした方がいいのでは?競技用のフープは値段も高いだろうに、たった7000ウォンとは…」

「精神的ショックを受けた慰謝料を50億ウォン(約4億8500万円)ぐらいもらえばいいよ」
「石を持って乗ってやる。石でももし壊したら重さで補償だぞ」
「20キロの米が航空会社のミスでこぼれたら、補償は46万ウォン(約4万5000円)」
「エールフランスは典型的な駄目サービスの航空会社だ」

「これはお金の問題じゃない」
「そんな大事な物を、ちゃんと梱包(こんぽう)もせずに載せたのかな?まさかフープむき出しだったわけじゃないよね?」
「さすがに保険は掛けておくべきでしょ。でなければ予備をもう一つ持ち歩くとか」(翻訳・編集/吉金)