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今週は、中国に禅を伝えた「達磨大師」という人物の問答をご紹介します。
(あの赤い「だるまさん」のモデルになっている人物です)

ある時、達磨の弟子となった修行僧が問いかけました。
「長いこと修行をしてきましたが、不安が消えず、安らかな心を得られません」
それを聞いて達磨はこう答えたと言われています。
「ならばその不安な心をここに取り出してみせなさい」

心が不安であるとか心が安らかであると言うとき、
人間は脳内物質の作用によってもたらされる感覚のことをそう呼んでいるのであって、
「心」や「不安」や「安心」と言ったものを取り出すことはできません。
仏教の哲学では、そういったものは実体のない思い込みに過ぎない、
という考え方をします。

不安や心配などを感じる時、物事を悪い方へ悪い方へと想像して
それらの感情を肥え太らせてしまいがち。
思い込みによって増幅されたマイナスの気分に、
縛られないようにしたいものです。

■こむぎこをこねたもの、とは?

■著者紹介

Jecy
イラストレーター。LINE Creators Marketにてオリジナルキャラクター「こむぎこをこねたもの」のLINEスタンプを発売し、人気を博す。現在、最新作「こむぎこをこねたもの その2」もリリース。そのほか、メルヘン・ファンタジーから科学・哲学まで様々な題材を描き、個人サイトにて発表中。

「週刊こむぎ」は毎週水曜更新予定です。

(Jecy)