22日、世界旅行観光協議会がこのほど発表したデータで、2015年の中国人観光客の海外での消費額が前年比53%増の2150億ドルに上り、米国を抑えて世界最大となったことが分かった。写真は人民元。

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2016年3月22日、新浪財経によると、世界旅行観光協議会(WTTC)がこのほど発表したデータで、2015年の中国人観光客の海外での消費額が前年比53%増の2150億ドル(約24兆円)に上り、米国を抑えて世界最大となったことが分かった。

記事によると、これは中東の産油国・カタールのGDP(国内総生産。約1920億ドル)をも上回る額だという。また、海外を訪れる中国人観光客の人数は過去5年間で2倍以上に増えており、年間延べ1億2000万人となっている。

WTTCのデビッド・スコーシルCEOは、「中国人の海外旅行者の増加は驚くべき勢いだ」と語る。「中国では世帯年収が3万5000ドル(約390万円)を超えると海外旅行を考えるようになる」とし、「2003〜2013年に2100万世帯がこの基準に達した。2023年までにはさらに6100万世帯が増えるだろう」と予想している。

また、中国人観光客の増加は日本などの経済に大きな恩恵をもたらしている。政府観光局のデータでは、2015年の外国人観光客による消費は前年比で71%増加し、過去最高を記録。スコーシルCEOは「日本の観光業がこれほどの成果を収めるとは、日本人も驚いているだろう」と語っている。(翻訳・編集/北田)