Doctors Me(ドクターズミー)- 子どもだけじゃない!おとなの水ぼうそうに気をつけよう!

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水ぼうそうは子どもの病気…というイメージをお持ちの大人のみなさん、水ぼうそうは大人がかかると大変な病気として知られているのです。

今回のテーマは「大人の水ぼうそう」です。医師に話を聞きました。

水ぼうそうはどんな病気?

「みずぼうそう」は、大人もかかることのある病気です。

水ぼうそうは水痘帯状疱疹ウイルスといわれるウイルスによる空気感染によって人から人へと感染していきます。

水を含んだ赤い発疹が体の中心や、手足以外に口の中、頭髪の中などと全身に広がっていきます。
その後、水ぶくれは1週間ほどで乾くと黒いかさぶたになります。

またその発疹の数日前から発熱を来すことも特徴的な症状です。

子どもの病気に大人がかかる理由とは…

基本的に水ぼうそうは子どもの病気です。
2歳から10歳ころにかかることが多く、一度かかると免疫がつきます。

多くの場合、幼少期にワクチンを接種するので、水ぼうそうは予防されます。
ただ、これまで水ぼうそうにかかったことがない人やワクチンを打ったことがない人は水ぼうそうにかかりやすいです。要注意です。一度自分はどうだったのか確認しておくと安心です。

なお、水ぼうそうのウイルスは感染力がとても強いです。
ワクチンを打っていた場合でも、自分の免疫力が下がってしまっているときに感染してしまうことがあります。

特に注意が必要なケースとは…?

特に女性の場合、水ぼうそうに注意が必要です。
妊娠初期に水ぼうそうにかかると、生まれてくる子どもが脳や皮膚などに先天的に障害が残ってしまう『先天性水痘症候群』にかかってしまうことがあるからです。

そのため、出産のために産婦人科へ受診した際には必ず水ぼうそうの問診や免疫獲得についての検査がされます。
女性はこれまでにかかったことがあるのか。または、ワクチンの接種歴について把握しておきましょう。

なお、もしもかかってしまった場合には対症療法がおこなわれます。
高熱と発疹という症状に対して、基本的には症状を抑えるといった意味の治療がおこなわれるということです。
解熱剤を用いて発疹には塗り薬を塗ります。発疹はかゆみを伴うことが多いので、かゆみ止めを用いることもあります。

妊娠中に水ぼうそうになってしまった場合は免疫力が落ちていることが多いです。しっかりとした休養をとり、安静に心がけることが重要です。

最後に医師からアドバイス

妊娠中の女性に対して注意が必要といってきましたが、男性も注意が必要です。
パートナーが妊娠中に水ぼうそうをうつしてしまうおそれがありますし、重症化してしまうおそれもあります。

水ぼうそうは感染力が強い病気です。
水ぼうそうかも、と思ったときには必ず病院受診をして診断をしてもらいましょう。

周りへ移さないことも大切です。

(監修:Doctors Me 医師)