「本気なわけないじゃないですか。お芝居ですよ」と和やかに返した菅田将暉

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 Hey! Say! JUMPの山田涼介、菅田将暉が22日、六本木ヒルズアリーナで行われた映画『暗殺教室〜卒業編〜』の公開直前学生限定イベントに山本舞香、優希美青、上原実矩、加藤清史郎、羽住英一郎監督と登壇、キャスト一同劇中の制服姿でステージに立ったほか、「今だからいえる撮影エピソード」として山田が菅田から言われた「イラっときたセリフ」を明かして会場を笑いに包んだ。

 同作は松井優征による人気コミックの実写映画版第2弾。新学期を迎え暗殺のタイムリミットが迫る中、謎の超生物・殺せんせーに隠された過去や暗殺を託された生徒たちの様子、さらに地球の運命を懸けたバトルの行方が描かれる。

 劇中では3年E組の生徒を演じ、バチバチと火花を散らすシーンもある山田と菅田。今だから言える撮影エピソードを語るコーナーでは、「ちょっとムカつくことがあって」と山田が劇中で菅田から「体だけじゃなくて頭まで小学生か?」と言われるシーンを紹介すると、「リハーサルから何回かやるわけじゃないですか。やっぱりムカつくんだよね、すごく。演技と分かってもイラっときちゃいましたね」と述懐。

 MCから「本気だったのですか?」と聞かれた菅田が「どうなんでしょうね?」ととぼけると、山田は「わたくし小さいんですよ」と自虐を交え、自身の身長に対する思いを吐露。すると、すかさず菅田は「本気なわけないじゃないですか。お芝居ですよ」と和やかに語り、山田も「将暉のお芝居が良すぎたのかな、本気でグーパンチ出そうになりましたもん」と笑いながら返していた。

 また、加藤は山田が崖を登るシーンのある一コマを紹介。加藤が「山田さん、筋肉もすごいですし、パワーがあるんですけど案外崖が怖いみたいで」とその様子を語ると、山田は「崖を登ると聞いて現場に行ったら見渡す限り登れそうな崖はないし、『CGですよね?』ってスタッフさんに聞いたら、あれだよって言われたのが急斜面すぎて」と説明。羽住監督がそばのビルを指さして「あの一番上の階くらい」と高さを補足すると、山田は「俺じゃなくても怖いでしょ!」と声を上げていた。

 この日は、600名の学生たちが招待され、主題歌を担当するせんせーションズによるスペシャルライブも行われた。(取材・文:中村好伸)

映画『暗殺教室〜卒業編〜』は3月25日より全国公開