22日、韓国で初のジカウイルス感染症患者が確認されたとの報道に、韓国のネットユーザーから不安の声が多数寄せられている。写真は蚊。

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2016年3月22日、韓国疾病管理本部は、韓国の43歳の男性が国内初のジカウイルス感染症(ジカ熱)患者と確認されたと明らかにした。韓国では聯合ニュースなど主要メディアが一斉にこれを報じ、ネットユーザーからは不安の声が上がっている。

男性は全羅南道・光陽に居住、仕事のため先月17日から今月9日まで22日間ブラジルに滞在し、今月11日に韓国に帰国していた。帰国後の16日から発熱や筋肉痛、発疹などジカ熱の症状が出たため遺伝子検査を受け、22日に陽性反応が確認された。

疾病管理本部は疫学調査官を光陽に派遣し、男性の帰国後の足取りや出張の同行者情報について調査を進めている。また万一の事態に備え、男性を居住地から近い大学病院に隔離した上で治療する計画だ。

韓国では昨年、初期対応の不備などにより中東呼吸器症候群(MERS)の感染が広がり、市民生活が大混乱に陥った経験がある。このことから韓国の各メディアが今回の感染確認のニュースを速報で報じたほか、聯合ニュースはジカウイルスの感染経路や症状などについて詳細な情報を提供し、韓国のネットユーザーからは事態を不安視するコメントが多数寄せられている。

「出張じゃ悪口言うわけにもいかない。うまく処理してくれ」
「MERSみたいにならないよう願う」
「今回は1人で終わらせてほしい」
「治療薬が出るまで隔離すべきなのでは?」

「どうしよう…ジカ熱だなんて…」
「本当に問題なのは、今年の五輪がブラジルで行われるということ。またどれだけたくさんのウイルスが持ち込まれるか分からない」
「これから夏だっていうのに、もう駄目だ」
「感染の可能性は非常に低いなんて言ってたやつらはどこに隠れた?」

「分かっていながらなぜ出張に行かせた?」
「その会社にも問題がある」
「間抜けな指揮官は敵より怖い。ちゃんと管理しよう」
「きちんと防げるものが一つもないな。MERSを経験してまだ日が浅いのに」(翻訳・編集/吉金)