21日、韓国メディアによると、韓国の映画人が10月6日から予定されている釜山国際映画祭をボイコットするとの意思を表明した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年3月21日、韓国・国民日報によると、韓国の映画人が10月6日から予定されている釜山国際映画祭をボイコットするとの意思を表明した。

韓国映画制作家協会など九つの映画団体から成る「釜山国際映画祭を守る汎映画人非常対策委員会」は21日、ソウル市内で記者会見を開き、「釜山市が映画祭の自立性を否定し続けるなら、今年の映画祭への参加を全面拒否する」と明らかにした。

同委員会は、「釜山市は新規の諮問委員68人を認められないと法的対応に乗り出し、映画祭への露骨な干渉をより一層強化している」とし、ソ・ビョンス釜山市長に組織委員長を辞退させ、映画祭の自律性と独立性を保証する定款改正に前向きな姿勢を見せるよう要求した。

釜山市は14日、執行委員会が委嘱した諮問委員68人に対する効力停止の仮処分申請を裁判所に提出した。同市は「イ・ヨングァン執行委員長が映画祭の最高議決機関である定期総会を前に68人の諮問委員を新しく委嘱し、議決権を掌握しようとしている」と主張した。

釜山市と映画祭の間の葛藤は14年のセウォル号関連ドキュメンタリー「ダイビングベル」が上映された時に始まった。同市からの上映中断要請を映画祭側が拒否し、その後、監視員による監視が始まったため、映画界では「『ダイビングベル』上映への報復措置」との主張が提起された。

最近、釜山市が監視員の要求に基づいて執行委員長を検察に告発し、葛藤はより深まった。ソ市長は「組織委員長の民間委譲」という最終決断を出し、イ執行委員長と共に辞退することも検討している。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「韓国がどんどん後退していく。なぜ映画を政治化させる?」
「朴大統領の意を受けたソ市長が釜山を破壊しようとしている」

「芸術も権力で押しつぶそうとしているのか。さすが韓国。本当に恥ずかしい」
「韓国政府は国の全てを台無しにするつもり?映画は映画。政府が庶民の趣味を理解できるわけない」

「セウォル号と共に映画祭も沈んだ。釜山市長は歴史の不名誉として永遠に記録される」
「映画人は気を付けた方がいい。国家情報院がテロ容疑者として監視するかもしれない。独裁政権、親日政権は恐ろしい」
「韓国のあちこちから『表現の自由』のうめき声が聞こえてくる」(翻訳・編集/堂本)