21日、日本代表の合宿がスタートした。川島永嗣、本田圭佑、香川真司らを除いた20人が顔を合わせ、ともに汗を流した。

トレーニングはピッチを10周するランニングからスタートし、ウオーミングアップの後に二手に分かれ、室内でリカバリーを行う組と、約25メートル四方のピッチに小さなゴールを4つ置いた6対6の組に分かれた。

その中で存在感を見せたのは小林悠。7日から9日まで行われた国内組合宿の際、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から指示された「ボールをパスした後にすぐ動いて相手の裏を取る」という動きを忠実に再現していた。

「今日は楽しくやれました。FWは落としたらすぐ動き直してという指示もありましたし、自分の得意なプレーなので、それをどんどん出していければいいと思います」

「出して動いてというシンプルなプレーなのですが、その質をもっと高めていければいいかと思います」

「この前の国内合宿で説明があったので、この前よりすんなりと入れたというか、練習メニューもすぐ何を目的としているかわかりましたし、この前よりもやりやすかったですね」

前回の合宿では監督から「運動量もスプリントの回数もまだまだ足りない」と指摘されていた。今日の練習ではゲーム形式のトレーニングは14分だけだったが、その間に何度もスプリントを見せていたのは、監督へのアピールになったに違いない。

試合に出場したら2014年10月14日のブラジル戦以来。

「もう過去のことですし、あの頃よりも自分は成長していると思いますし、しっかり次の試合に向けて準備するだけだと思います」

最後に、これまでの合宿と比べて何が違うのか聞いてみた。

「前に来たときが緊張してたし、自分を出せなかったり、声を出せなかったというのが正直ありました。でも今はそんなことありません。リラックスしてやれています」

そう言うと、小林はニッコリ笑顔になってバスに向かった。

【日本蹴球合同会社/森雅史】