21日、モロッコはこのほど国連に対し、西サハラに派遣されている国連平和維持活動要員の撤収を求め、すでに83人が撤退した。写真は国連の旗。

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2016年3月21日、仏紙フィガロによると、モロッコはこのほど国連に対し、西サハラに派遣されている国連平和維持活動(PKO)要員の撤収を求め、すでに83人が撤退した。国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長がモロッコが実効支配する西サハラについて「占領されている」と発言したことに対する措置。環球時報(電子版)が伝えた。

仏AFP通信によると、潘氏は今月上旬、モロッコに隣接するアルジェリアの西サハラ難民キャンプを訪問した際、西サハラがモロッコによる占領状態にあると発言。モロッコ政府が反発し、PKO要員への資金援助を取り消し、全員の撤退を要求した。関係者によると、PKO要員83人は3月19、20日の両日、すでに西サハラを離れたという。

西サハラはスペインの植民地を経て、1975年にモロッコが主権を主張。大部分を実効支配していた。91年には武装組織との武力衝突が終了した。(翻訳・編集/大宮)