空港から直行で代表合流、麻也「いつもケツを叩かれている」

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 前日20日に試合のあった欧州組5人の中で唯一、初日の練習から合流した。日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)はベンチ入りしたリバプール戦(3-2)を終えると、すぐに現地を出発。21日午後に帰国し、空港から埼玉県内の練習場へ直行した。

「日本サッカー協会のみなさん、サウサンプトンのみなさんの協力があって可能になったこと。結果で返さないといけないし、1試合目からいいパフォーマンス、いい結果を出さないといけない」

 24日のW杯アジア2次予選・アフガニスタン戦(埼玉)まで時間は限られている。同じく20日にリーグ戦があり、明日22日の練習から合流するFW本田圭佑(ミラン)やMF香川真司(ドルトムント)についてバヒド・ハリルホジッチ監督は「彼らがどのような体調か分からない。もしかしたらプレーをしないという選択もある」と、起用を見送る可能性も示唆している。

 合宿初日の練習から合流できた吉田は当然、アフガニスタン戦出場に照準を合わせている。所属クラブでは出場機会に恵まれず、最近3試合はいずれもベンチスタート。「練習はかなりできている。クラブとも話し合って、インテンシティーの高いトレーニングをしたいということは伝えている」と話すものの、試合勘の不安がないわけではない。

 この日の全体練習後、ハリルホジッチ監督がマンツーマンで吉田を居残り指導する場面もあった。監督が手でボールを出し、それを処理するというメニュー。吉田は「センターバックは瞬発系というか、リアクションの動きが大事だから、イレギュラーなボールが来ても対応できるようにということだった」と説明した。

 ハリルホジッチ監督に「いつもケツを叩かれている」と笑う吉田は「監督に『強くなるなら何でもやります』と言った手前、『明日、帰ってきます』とは言えないので」と冗談交じりに話し、強行軍も歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)
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