タイを訪れていた日本人の企業関係者らがリゾートビーチで夜間に全裸で騒いでいたとしてタイで大きな騒動となり、企業が謝罪に追い込まれる事件が発生した。当初、現地では全裸で騒いでいたのは日本人ではなく、中国人だと勘違いする人が多かったようだが、なぜ中国人であると勘違いが起きたとのだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 タイを訪れていた日本人の企業関係者らがリゾートビーチで夜間に全裸で騒いでいたとしてタイで大きな騒動となり、企業が謝罪に追い込まれる事件が発生した。当初、現地では全裸で騒いでいたのは日本人ではなく、中国人だと勘違いする人が多かったようだが、なぜ中国人であると勘違いが起きたとのだろうか。

 中国メディアの中国台湾網は、全裸での騒動を見かけた地元のタイ人が、中国人による事件であると勘違いしたことを紹介し、中国人の目線で「中国人の普段からの行いのせいで、勘違いされた」と報じた。

 記事は、中国経済が発展したことで人びとの生活水準は上がったとしながらも、中国人旅行客が海外で「無知で粗野」な行動を取っていると指摘。タイ人が全裸の日本人を中国人であると勘違いしたのも、中国人の民度が普段から低いからだとし、「外国人の目に映る中国人は5000年の歴史を持つ礼節の国ではない」と指摘した。

 さらに、中国人旅行客の民度を上げ続ける必要性を指摘しつつ、日本人旅行客は中国人と反対に、一般的には「文化的、礼儀、尊重など、一連の良い代名詞」になっていると主張した。だが、今回のタイでの事件を受けて、少なからず日本人に対する世界の評価は下がってしまったかも知れない。もし同様の事件が続けて起きるようなことがあれば、日本が長い時間をかけて築いてきた良いイメージも崩れてしまうだろう。

 2014年、タイの王族の関係者が「国家の品格とは、国民1人ひとりが良識と節度のある行動を積み重ねることによってこそ形成されるもの」と述べている。中国人のみならず、日本人も1人ひとりが国家を形成していることを自覚すべき時ではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)