世界初  台湾鉄道のキティ特急が「出発進行」  観光振興狙う

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(台北 21日 中央社)台湾鉄路管理局は21日、車体に人気キャラクター、ハローキティをラッピングした特急列車の運行を開始した。台北―花蓮・台東などを結び、台湾の観光をPRするとともに、海外からの観光客を誘致したい考えだ。

台鉄の呼びかけにサンリオと2005年からキティジェットを運航しているエバー航空が快諾して実現した。

日本製の特急電車、タロコ号の車体側面いっぱいに、富士山や自由の女神、ピラミッドなど世界一周旅行をイメージしたイラストや着物など特徴的な衣装を着たキティちゃんが施されたほか、車内のいたるところにもキャラクターが描かれた。座席には特製のヘッドレストカバーも装着されている。

サンリオの関係者によると、キティちゃんが車体に描かれた特急列車の運行は世界初。台鉄の周永暉局長は、「全ての乗客に楽しい旅を提供したい」と語り、今後同列車を通じたエバー航空との交流強化の可能性も示唆した。25日以降、本格的に営業運転に投入されるという。

樹林駅(新北市)で行われた1番列車の出発式にはキティちゃんも出席。列車がホームに到着すると、「可愛い」などの歓声が上がったほか、思いがけず居合わせた乗客らは携帯電話などでさかんに写真を撮っていた。

(齊藤啓介)