雨宿りするフクロウの貴重なショット(出典:http://metro.co.uk)

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家路を急いでいた写真家が、雨の中で偶然見つけたのは体長15センチほどの小さなジャワコノハズク(Javan scops owl)というフクロウだった。激写された写真は“可愛すぎる”と話題となり、『mirror.co.uk』など複数のメディアが取り上げている。

インドネシアの首都ジャカルタの小さな公園で、写真家タント・イェンセンさん(Tanto Yensen、36)は雨宿りする2羽のフクロウを見つけた。タントさんは「ちょうど雨脚が強くなってきたので急いでいたのですが、木の枝に寄り添っている体長15センチほどのフクロウを見つけたのです。2羽は葉っぱの下でお互いに温めあい雨宿りをしているかのようでした」と振り返る。

あまりの可愛さに、土砂降りのなか夢中でシャッターを切ったというタントさん。「時間にしたら20分くらいでしょうか。カメラをプラスチックの袋で覆いレンズが曇らないようにしました。びしょ濡れになりましたが、おかげで貴重な写真が撮れましたよ」と語っている。

ジャワコノハズクはジャワ島の固有種で大きいものでも体長18センチほどにしかならないという。森林伐採により個体数は減少しており、国際自然保護連合(IUCN)が作成した「絶滅のおそれのある野生生物のリスト(レッドリスト)」で絶滅危惧II類に指定されている。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 A.C.)