今月NISAで注目
割安な新興国ファンドを
今こそ仕込む!

米国の利上げなどの影響で新興国からの資金流出が顕著ですが、中長期的には新興国の高い経済成長率がもたらす投資リターンに引き続き期待したいところです。むしろ新興国全般、株安・通貨安による割安感から投資をしやすい地合いにあると言えます。そこで初心者向けにはアジアなど新興国全般に幅広く投資する「シュローダー・エマージング株式」を、中・上級者には具体的に国を絞り、「イーストスプリング・インド株式」を推奨します。インドは日本の主要企業も大型投資案件を進めており、原油輸入国の同国にとって原油安が追い風にもなります。
NISAは1つの目安として5年が投資期間となりますので、今後の経済情勢、新興国の状況を定期的に確認し、中・上級者はインド個別の要因にも目を向け、売却のタイミングなどを探ってください。米国利上げの過去の局面を確認しますと、いずれも短期的には不安定、中長期的には相場好転です。足元の不安定要因に目を向けすぎず、5年先を見据えると、やはり新興国投資が1つの選択肢になると思われます。

教えてくれたのは
内山貴博さん
内山FP総合事務所


※この記事は「ネットマネー2016年4月号」に掲載されたものです。