18歳ラッシュフォードの一撃でユナイテッドがダービーを制す ハート負傷のシティはCL権確保へプレッシャーかかる《プレミアリーグ》

写真拡大

▽プレミアリーグ第31節、4位のマンチェスター・シティ(勝ち点51)と6位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点47)によるマンチェスター・ダービーがエティハド・スタジアムで行われ、0-1でユナイテッドが勝利した。

▽チャンピオンズリーグ出場権を争う直接のライバル同士のシックスポインター。シティは、コンパニが負傷した火曜日のディナモ・キエフ戦から4カ所を変更した。ディナモ・キエフ戦でヒザを痛めたオタメンディも間に合わず、センターバックはマンガラとデミチェリスのコンビ。アグエロの後方に右からヘスス・ナバス、シルバ、スターリングと配した。

▽一方、CL権獲得に向けて勝利必須のユナイテッドは、木曜日に行われたリバプール戦から先発2選手を変更した。ギジェルモ・バレラとフェライーニに代えてダルミアンとシュナイデルランを起用。最前線にラッシュフォードを配し、2列目は右からマタ、リンガード、マルシャルと並べた。

▽立ち上がりは、シティがダービー特有のハイ・インテンシティを発揮。チーム全体を押し上げて、縦に速い仕掛けでユナイテッドに圧力をかける。

▽すると14分、シティが相手のミスから決定機を演出する。敵陣でロホのパスミスを拾ったヤヤ・トゥーレからシルバ、ボックス左のスターリングとつなぐ。最後はボックス右でクロスを受けたヘスス・ナバスが右足でシュートしたが、GKデ・ヘアのファインセーブに遭う。

▽すると、守護神に助けられたユナイテッドが試合の均衡を破る。16分、バイタルエリアでマタから縦パスを受けたラッシュフォードが、ボールを奪いにきたデミチェリスをあっさりかわす。18歳FWがGKハートとの一対一を冷静に制して、ユナイテッドがリードを手にした。

▽ハイラインをユナイテッドにカウンターで突かれ始めたシティは、さらにアクシデントが発生。接触プレーで股関節付近を痛めたスターリングがフェルナンドとの交代でピッチを後にする。この交代により、ヤヤ・トゥーレがトップ下に移動し、シルバがサイドに出た。

▽前半終了間際には際どいシーン。ボックス左で縦突破を仕掛けたラッシュフォードがデミチェリスに倒されるも、マイケル・オリヴァー主審の判定はノーファウル。ユナイテッド1点リードのまま前半が終了する。

▽迎えた後半の立ち上がり、シティに再びアクシデントが訪れる。デミチェリスの短いバックパスをクリアしにいったGKハートが相手と接触。このプレーでハートが足を痛めたため、ストレッチャーに乗せられてGKカバジェロと交代した。

▽ペジェグリーニ監督は続く52分、低調なプレーが続くデミチェリスを下げてボニーを投入。3枚の交代枠を使い切り、センターバックにはフェルナンジーニョを回した。

▽だが、エティハド・スタジアムのサポーターの勢いがなくなると、ユナイテッドがチャンスをつくる。54分、左サイドからカットインして右足を振ったマルシャルのミドルシュートが枠内へ。しかし、これはGKカバジェロがしっかりと弾いた。

▽すると、逆に66分にはシティにビッグチャンス。ヤヤ・トゥーレが右サイド深くから入れた鋭いクロスに、ニアサイドに走りこんだアグエロがヘッド。しかし、これは右ポストの外側を叩いた。

▽シティが中盤を制圧し始めると、ファン・ハール監督はマタに代えて同ポジションにシュバインシュタイガーを投入。逃げ切りを見据えて守備力を高めにかかる。さらに83分には、足をつったダルミアンを下げて18歳のフォス=メンサーを入れる。

▽その後、ユナイテッドはシティに押し込まれるも、スモーリングを中心に集中した守備を見せて失点を許さず、逃げ切りに成功。シティとの勝ち点差を1ポイントに縮めた。