17日、韓国が初めて主賓国として参加したパリ国際ブックフェア開幕を機に韓国の作家らが懇談会を開催、「韓国文学はノーベル賞強迫症から抜け出すべき」などの意見を交わした。資料写真。

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2016年3月17日、韓国が初めて主賓国として参加したパリ国際ブックフェアがフランス・パリで開幕したのに合わせ、フェアに招かれた韓国の作家らが懇談会を開催、韓国文学の今後についてそれぞれの意見を述べた。韓国・文化日報が伝えた。

懇談会に出席した9人の小説家・詩人のうち、海外でも高い評価を受ける小説家・黄ソク暎(ファン・ソギョン)氏は、「この間、韓国文学の翻訳を駆り立ててきたのはノーベル賞ブームだ。まるで『ワールドカップで勝て』と言うような調子で、『ノーベル賞をいつ持って来るのか』と言われてきた」と、韓国文学を取り巻く環境に苦言を呈した。

また、作品のフランス語版が出版されたばかりの若手作家・鄭裕静(チョン・ユジョン)氏は、「世界的にはスリラーが人間の問題を込めたジャンルとして脚光を浴びているが、韓国ではいまだに見下される風潮がある」とし、「韓国文学は天上から地下に下りて来なければいけない」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「韓国に、ロシアやフランスみたいな世界的に認められる文学作品を書ける作家はいるの?」
「子どもたちは入試のために文学を覚え、作家は盗作疑惑に悩まされ、一般人が文学作品を避けてるような国で、ノーベル文学賞だなんて」
「韓国で物書きなんてやるもんじゃないよ」

「英米や日本の文学とは比較にならない韓国文学…」
「国内で支持されないからって海外で支持を得ようっていうのは矛盾してる」
「代表的な作家からして盗作してるのに、何がノーベル賞だ?」
「ノーベル文学賞を望んでるのはメディアでしょ。ほとんどの国民は関心すらないよ」

「韓国文学界の錯覚:作品はノーベル賞級なのに、翻訳が追い付いてない」
「とにかく理科・外国語・数学が一番と言われる国に何を望む?」
「まあ作家さんたち、頑張って。海外にもノーベル文学賞をもらえない有名作家はたくさんいるし。問題は、君たちがその有名作家の足元にも届いてないってことだけどね」(翻訳・編集/吉金)