19日、環球時報は記事「中国・ガンビアの国交回復に蔡英文はあいまい回答、台湾では“外交雪崩”懸念の声も」を掲載した。台湾ではガンビアを契機として断交が相次ぐ“外交雪崩”が起きかねないとの懸念も広がっている。写真はガンビアの国旗。

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2016年3月19日、環球時報は記事「中国・ガンビアの国交回復に蔡英文はあいまい回答、台湾では“外交雪崩”懸念の声も」を掲載した。

アフリカ東部ガンビアのマクドゥアルゲイ外相は17日、北京市で王毅(ワン・イー)中国外交部部長と会談し、国交回復で合意した。ガンビアは1995年に中国と断交し台湾と国交を結んだ。13年には台湾と断交したが、その後中台双方と国交を持たずにいた。

中国政府が台湾を意識した政策との見方が強く、このタイミングでの国交回復は5月に誕生する蔡英文政権への圧力とみられる。現在、台湾はパナマ、ニカラグアなど22カ国と国交を結んでいるが、そのうちの一部は中国との国交成立を摸索している。台湾ではガンビアを契機として断交が相次ぐ“外交雪崩”が起きかねないとの懸念も広がっている。

18日午前、民進党の阮昭雄報道官は蔡英文氏の声明を発表したが、中国政府の求める「1つの中国原則」の確認は避ける、あいまいな対応に終始した。(翻訳・編集/増田聡太郎)