プレス向けに開催されたスバルの雪上試乗会。新千歳モーターランドをベースに、クローズドされた特設コース、林道を含む周辺の公道を思う存分走れるという素晴らしい機会でした。

1車種はアウトバックやフォレスターをはじめ、レヴォーグ、WRX STIまで、スバルのシンメトリカルAWDモデルがズラリと揃ったオールラインナップ試乗会でもありました。

下の動画は、スバルXVで林道エリアを試乗したもので、「イコロの森」には雪上にたたずむ馬をバックに撮影できるという絶好のロケーションも用意されていました。

「イコロ」とはアイヌ語で「宝もの」を意味するそうで、「イコロの森ガーデン」では、北海道のドラマティックな四季の移ろいを楽しめます(現在は冬期休園中で、2016年4月21日から開園予定)。

広大な林道を走らせたのは白い雪に映える「タンジェリンオレンジ・パール」のスバルXV(2.0i-L EyeSight)。林道には積雪による轍(わだち)ができていたほか、雪がシャーベット状になった滑りやすいシチュエーションもありました。

スバルXVが採用しているのは、現在のスバル車で最も多い「アクティブトルクスプリット方式」のシンメトリカルAWDで、ブリヂストンのスタッドレスタイヤ「ブリザック」による組み合わせにより、除雪されていない林道というステージでも万全といえるトラクションを披露してくれました。

さらに、スバルXVはそれほど車高が高く見えませんが、最低地上高はSUVの中でも十分な高さといえる200mmのロードクリアランス。セダンやハッチバックよりも高めのアイポイント、そして全方位見晴らしの良い大きなウインドウにより、先が予測しにくい林道でも安心感が高いのも印象的です。

「アクティブトルクスプリット方式」AWDは、こうした雪上やコーナリング時などで急に路面の状況が変わっても瞬時に最適な駆動配分がされるため、ドライバーはそれほど神経質にならなくても悪路を走破できます。

滑りやすい路面での発進など、電子制御による精密なトルク配分はもちろん、登り坂での発進時はヒルスタートアシストがあるため、ずり下がる心配もなく安心ですし、万一の際は横滑り防止装置のVDCや電子制御制動力配分システムABSによりスピンを防いだり、着実な制動により車両を素早く停止させたりすることができます。

毎日冬道を走る方はもちろん、雪国ではない地域に住んでいる方もスバルXVを相棒に、こうしたシーンを走らせる機会があれば、よりクルマならではの楽しさ、カーライフの広がりを実感できるのではないでしょうか。

(撮影:前田 惠介/文:塚田勝弘)

スバル・XVで雪上(林道)を走らせるという愉しみ【動画】(http://clicccar.com/2016/03/20/360249/)