15日、フランス紙フィガロは、中国の深刻な高齢化事情について伝えた。写真は中国のお年寄り。

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2016年3月15日、フランス紙フィガロは、中国の深刻な高齢化事情について報じた。16日付で参考消息網が伝えた。

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ある統計によると、中国の人口は2030年にピーク(14億5000万人)に達した後、毎年500万人のペースで減少を続け、今世紀末には10億人を切ると予測されている。国連の調査では、6億人にまで減少するとの見方も出ている。男女比の不均衡と、ドイツや日本、韓国よりも高齢化のペースが早いことで、中国には「史上類を見ない状況」が訪れるのだという。

こうした人口の変化で問題になるのが墓地だ。中国の国土面積は世界第3位だが、人口減少が始まると、毎年パリ市の面積の3分の1にあたる30平方キロメートルあまりの墓地が必要となり、墓地不足が課題になる。中国の80歳以上の人口は2014年時点ですでに2400万人に達しており、中国政府は昨年、一人っ子政策の完全廃止を決めたが、記事はこれだけでは高齢化の解決にはほど遠いと指摘している。(翻訳・編集/北田)