19日、華商網によると、中国のインターネット上で「女性の遺体を販売します」との書き込みが出現した。

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2016年3月19日、華商網によると、中国のインターネット上で「女性の遺体を販売します」との書き込みが出現した。

17日、チャットアプリ・微信(WeChat)に、「冥婚用:女性の遺骨。23歳。3年前に白血病で他界。連絡はこちらまで」との書き込みがあった。「冥婚」とは、迷信によって行われる死者との結婚のことだ。

記者が真偽を確かめるために記載された電話番号に電話をかけると、出たのは甘粛省定西市の男性だった。男性によると、遺骨は親戚のものだといい、亡くなった女性の父親が急病になったため、手術資金が必要になったのだという。

価格は15万元(約260万円)で、すでに男性の元には多くの問い合わせが来ているそうだ。男性は「もし信じられなければ、現場まで案内する」と言い、「墓を掘り起こすのは自分たちでやってほしい。遺族が掘り起こすのはつらいから」などと話した。記者はその後、現地警察に通報した。

中国では、2006年8月1日に施行された「遺体出入境・遺体処理管理規定」第8条で遺体の売買を禁止しているが、冥婚の風習は農村部を中心に各地に残っており、墓荒らしなどの犯罪行為の原因ともなっている。(翻訳・編集/北田)