16日、中国の30〜40代の人たちの間で、畳を敷く和室の内装が人気を呼んでいる。

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2016年3月16日、中国の30〜40代の人たちの間で、畳を敷く和室の内装が人気を呼んでいる。中国はイグサなどの畳の素材を最も多く日本に輸出する国である。日本市場の縮小に伴い、日本に畳の素材を輸出する一部の中国企業は国内市場に目を向け始め、畳を製造する企業も出てきている。

浙江省寧波市に住む30代の陳(チェン)さんは、畳の流行を知りモデルルームを見に行き、すぐにそのシンプルさを気に入り、家の12平方メートルの部屋を和室に改装した。もともと日本文化にそれほど興味がなかったが、畳のシンプルさに惹かれ、その和室は休憩室として使い、子どもたちが遊んだり家族でお茶を飲んだりしているという。

中国人は日常生活で椅子を使うが、3年ほど前に和室が流行し始めた。アニメや日本観光を通して日本文化に興味を持つ人が増えたことも「和室ブーム」を後押しした。

中国のマンションの多くは、所有者が自分で内装会社を探して好きなように改装する。上海だけでも和風の内装を請け負う会社は100社以上ある。上海のある内装会社の職員によると、多くの人が日本を旅行した時に温泉旅館に宿泊し、和室の魅力を知るという。

中国の和室は主に、床に畳を直接敷くのではなく、木などで高さ50センチほどの枠を作り、そこに畳を敷くという方法である。中央に置いた低い机の下を掘り下げて足を伸ばせるようにし、椅子を使う中国人の習慣に合わせた作りとなっている。また、畳の下の空間に物を置けるという点も人気を呼ぶ理由である。

中国企業に畳製造機械を販売する日本企業の社長は、「畳生活を通して日本への親近感が高まれば、両国にとって良いこと」と、和室ブームを歓迎した。(提供/人民網日本語版・編集/武藤)