大陸委員会の夏立言主任委員

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(台北 19日 中央社)中国大陸と西アフリカ・ガンビアの外交関係回復をめぐり、台湾が17日、大陸側に双方の両岸(台湾と中国大陸)政策担当閣僚間のホットラインでの話し合いを求めたところ、閣僚の不在を理由に、通話を断られるという出来事があった。

台湾は1995年から2013年までガンビアと国交があり、行政院(内閣)大陸委員会の夏立言主任委員が、ホットラインを通じて、大陸の国務院台湾事務弁公室(国台弁)の張志軍主任に抗議を行うつもりだった。

ホットラインの設置は、昨年11月にシンガポールで行われた中国大陸の習近平氏との会談で馬英九総統が提案。習氏の賛同を得て、同年末に開通していた。

夏氏は18日、張氏の不在は事実であると信じたいと語る一方、ホットラインの設置は両岸の最高指導者が決めたものであり、重大な議題が出てきた際に適切に利用できるようにしたいと述べた。

国台弁の安峰山報道官は同日、中央社の取材に対し、台湾側の求めに応じなかった理由について「技術的な原因」と説明したが、具体的な内容は明らかにしなかった。

(温貴香/編集:杉野浩司)