18日、子どもを小学校に通わせていないとして警察の捜査を受けていた韓国の30代の主婦が、実際には産んでいない子どもの出生届を出し、受理されていたことが判明した。イメージ写真。

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2016年3月18日、韓国・聯合ニュースによると、子どもを小学校に通わせていないとして警察の捜査を受けていた韓国の30代の主婦が、実際には産んでいない子どもの出生届を出し、受理されていたことが判明した。

京畿道利川警察署によると、39歳のAさんが妊娠に気付いたのは07年の1月。当時同居していたBさんに妊娠を告げると、いつも暴力を振るっていたBさんが優しくなったという。2カ月後、体調の変化を感じ妊娠検査薬で自然流産が分かったものの、またBさんの暴力が始まるのを恐れ、Aさんはこの事実を隠したまま家出、外で子どもを産んだことにして10月にBさんの家に戻った。Bさんは「親戚の家で育ててもらっている」とのAさんの言葉をそのまま信じ、2人は10月に婚姻届と子どもの出生届を役所に提出した。

その後、Bさんは子どもに一度も会えずに過ごすが、子どものことを聞くたびにAさんは「うちは寒すぎて子どもを連れて来られない」などと言い訳したという。09年、2人の間には「第2子」が産まれるが、Bさんの暴力などが原因で結局2人は12年に離婚した。

一方、韓国の警察は相次ぐ児童虐待事件を受け、学校に通っていない子どもに関する全数点検を今年から始めており、Aさんの「第1子」も調査対象となった。警察が得たAさんの供述により、第1子は「誕生」から9年目にして、そもそも存在していなかったことが明らかになった。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「男の暴行の方は調べないの?」
「育児支援金を狙ったのかと思ったけど、事情をみるに、この女性もかわいそうだね」
「気の毒な話だ」
「しかし変わった人たちが多過ぎる」

「暴力は最後にはこういう結果を生む。これからは幸せにね」
「子どももいないのになぜその男から離れられなかったんだろう」
「出生届を出す時は、病院長の出生確認書が必要じゃなかったかしら?担当した職員が見逃してあげたのかな」

「この世ではありとあらゆることが起こる」
「長期欠席児童の調査をなぜ今の今までしなかったのか」
「子どもを殺したというニュースじゃなくて良かったと思うしかない」(翻訳・編集/吉金)