男はタブレット、女はスマホ!? 電子書籍用デバイスに違いアリ!
 専門サイトだけでなく、紙の書籍を扱う通販サイトでも、今や当たり前のように売られている電子書籍。「かさばらない」というメリットはあるものの、小さな画面では「字が読みづらい」といったデメリットがあるため、電子書籍を読む人の多くが、Kindleなど専門デバイスを利用していると思われたが、3月にMMD研究所が調査した結果によると、電子書籍を利用している女性の42.8%がスマホを利用していることがわかった。

◆男性の36.8%がタブレットを、女性の42.8%がスマートフォンを利用

 MMD研究所が、2016年2月29日〜3月2日に、電子書籍を現在利用している20歳以上59歳以下の男女442人を対象にアンケートをとった結果によると、男性の36.8%がタブレットを、女性の42.8%がスマートフォンを利用していると回答。男女で最も利用しているデバイスが異なる結果となった。

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 利用しているアプリについては、男女ともにKindle(1位)、楽天Kobo(2位)、iBooks(3位)が上位を独占している。

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◆ポイントや割引の拡充で、利用者を増やす楽天Kobo

 Kindleは書籍通販最大手のAmazonとリンクし、iBooksは日本で最もユーザーの多いiPhoneにリンクしているがため、こういった結果となったのは分かる。しかし、多少マイナーにも思える楽天KoboがiBooksを抜き、2位に食い込めたのは、何故だろうか? その理由は、楽天本体の充実したポイント制度や割引にあるようだ。

 KindleユーザーとiBooksユーザーが「電子書籍の数が豊富だから」という理由を一番に挙げているのに対し、楽天Koboユーザーの場合、実に65.6%のもの人が「ポイントや割引など特典がお得だから」と回答している。

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 電子書籍の魅力の一つに、「無料コンテンツが多い」ことがよく挙げられるが、タブレットを買うまでもなくスマホを利用して電子書籍を読んでいる女性が多いこと、さらにポイントや割引が充実している楽天Koboが躍進していることを考えると、「内容やサービスよりお得感」、そんなニーズが増え出しているのかもしれない。<文/HBO編集部 データ・図版/MMD研究所>