17日、米国の大学に留学した中国人留学生がある不満を抱いている。写真はハーバード大学。

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2016年3月17日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米国の大学に留学した中国人留学生がある不満を抱いているという。

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記事によると、その不満とはズバリ「中国人が多いこと」だ。米国際教育研究所が公表したデータによると、2014〜2015年に米国の大学に留学した中国人学生は30万4000人に上り、外国人留学生全体のおよそ3分の1を占めた。10年前と比べると8倍近くに増えており、2位のインド(13万3000人)に大きく差をつけている。中国人留学生の増加を米国の大学も歓迎している。中国人留学生の学費は現地の学生の2〜3倍にもなるからだ。

しかし、問題もある。イリノイ大学アーバナ・シャンペイン校で学ぶ蕭(シアオ)さんは、自分が時々、中国から出ていないのではないかと感じることがあるという。蕭さんは3人の中国人の友人と一緒にマンションを借りて住んでいる。授業に出る時は中国人の友達と固まって座り、放課後は中国人の友人とジムで汗を流す。その後、図書館で勉強して深夜に帰宅する。蕭さんは「1日に二言しか英語を話さない日もあった」と話している。

オレゴン州立大学で学ぶ張(ジャン)さんは、経理の授業に出席した際、15人の学生のうち11人が中国人だったといい、「海外にまで来て、こんなにたくさんの中国人と一緒に授業を受けることになるとは思わなかった」と話している。同じように感じた彼女のルームメートの1人は、米国人との交流の機会を求めてオハイオ州の「小学校」に転校していったという。(翻訳・編集/北田)