18日、興行収入の水増し問題が浮上していた映画「葉問3:師徒情」(イップ・マン3)について、調査の結果、水増し分が3200万元(約5億5000万円)と発表された。政府管轄部門では映画の配給会社に対し、1カ月の業務停止を命令している。

写真拡大

2016年3月18日、興行収入の水増し問題が浮上していた映画「葉問3:師徒情」(イップ・マン3)について、調査の結果、水増し分が3200万元(約5億5000万円)と発表された。政府管轄部門では映画の配給会社に対し、1カ月の業務停止を命令している。網易が伝えた。

【その他の写真】

中国では今月4日から、人気シリーズ最新作「イップ・マン3」が上映されている。この作品について、全国映画市場専項治理弁公室(映画専資弁)の申し立てにより調査が行われた結果、チケットの水増し問題が明らかに。確認された水増し分は3200万元(約5億5000万円)だったが、さらに映画会社の買い上げ分が5600万元(約9億6000万円)にも上ることが明らかになった。

ここ数年、中国の映画市場ではチケットの水増し問題が多数発生。売り上げの数字をつり上げることは、会社にとって非常に効率のいい宣伝方法となるためだ。「イップ・マン3」の場合、映画館では通常あり得ない時間帯にも上映会が設定され、調査の結果、全国で7600回にも上った。これに関与した計73カ所の映画館に対しては、ネット上でその名称が公表されている。

政府管轄部門では「イップ・マン3」の配給会社に対し、1カ月の業務停止を命令。さらに映画専資弁では、今回発覚した水増し分について、全国の興行収入統計データに計上しないと発表している。(翻訳・編集/Mathilda)