15日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、イタリアのある政府高官がイタリアは中国資本を歓迎していると発言した。写真はミラノ。

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2016年3月15日、英紙フィナンシャル・タイムズによると、イタリアのある政府高官がイタリアは中国資本を歓迎していると発言した。16日付で参考消息網が伝えた。

経済の低迷と借金に頭を悩ますイタリアは、現在、公共の支出と債務を減らすため国有企業の民営化を進めているが、こうした状況は海外進出を急ぐ中国企業に大きな投資のチャンスを与えていると記事は指摘する。

米シカゴを中心とする世界最大のグローバル・ローファーム「ベーカー&マッケンジー」がこのほど発表したデータによると、2015年に中国の国有企業および民間企業が欧州に投資した額は過去最高の230億ドル(約2兆6000億円)に達した。このうち、イタリアだけで78億ドル(約8800億円)を占め、欧州の中では最多となっている。

こうした状況をイタリア国民は歓迎しているというが、同高官は「(大企業ばかりでなく)イタリアの中小企業への投資を呼び掛けたい。こうした企業は先進的な技術はあるが、資金力に乏しく、経済危機を乗り越えられないかもしれない。我々は中国企業とこうした企業をつなげる必要がある」と話している。(翻訳・編集/北田)