ネイマールに有罪判決…、ブラジル裁判所が56億円の支払いを命じる

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▽バルセロナのブラジル代表FWネイマールの脱税問題に進展があったようだ。スペイン各紙が報じている。

ネイマールは2006年からバルセロナに移籍する2013年までの間に所得を過少申告し、脱税を行っていたとのこと。さらに、バルセロナ移籍に際しても、本来の移籍金を偽っていたとされ、ネイマールの権利の40%を保有するブラジルの投資ファンド「DIS」が訴えており、雑税と公文書偽造の容疑で起訴されていた。

▽スペイン『マルカ』によると、ブラジル裁判所はネイマールに有罪判決を下し4500万ユーロ(約56億5700万円)の支払いを命じたという。なお、ネイマール側がこの決定を不服とする場合は、ブラジル税務上訴委員会に訴えることができるようだ。

▽さらにスペイン『アス』は、今回の件を捜査していたクラウディア・モンテズ氏と接触。同氏は「我々はネイマールと3つの企業、そしてネイマールのビジネス・パートナーである両親の関係について調べました。そこで詐欺的な行為が行われていたと判明しました」とコメントを発している。