新しい4インチ小型スマホ「iPhone SE」はiPhone 5sとほぼ同じデザインでケースも流用可能に！？いよいよAppleが日本時間3月22日2時からのイベントで発表へ

待ち遠しい！？新4インチスマホ「iPhone SE」は日本時間3月22日に発表

既報通り、Appleが現地時間の2016年3月21日（月）10時（日本時間3月22日2時）から発表会「Keynote March 2016」（ http://www.apple.com/apple-events/march-2016/ ）を米国（アメリカ）のカルフォルニア・クパチーノにある本社キャンパスにて開催するとお知らせしています。

このイベントでは新しい小型の4インチスマートフォン（スマホ）「iPhone SE」（仮称）やApple Pencilに対応したタブレット「iPad Pro」の9.7インチサイズモデルなどが発表されると噂されています。

中でも2014年以降はサイズが大型化されていたので、2013年に発売された「iPhone 5s」および「iPhone 5c」以来となる4インチサイズということでiPhone SEはiPhone 6やiPhone 6sに移行できなかった人を中心に期待されています。

そんなiPhone SEですが、以前からほぼiPhone 5sと若干角に丸みがある程度で同じデザインでサイズもほぼ同じとされていましたが、ここに来て各アクササリーメーカーがiPhone SE用としたケースなどを販売開始しています。

例えば、大手Webストア「Amazon.co.jp」で検索してみてもいくつか掲載されていますが、多くはiPhone 5sやiPhone 5と共通となっており、すでにiPhone 5sなどでケースを使っている人ならそのまま使えるかもしれません。

デザインやサイズがほぼ同じなので新鮮味はありませんが、カラーバリエーションにはiPhone 6sシリーズでも人気になっているローズゴールドが追加され、定番色のシルバーおよびスペースグレイ、ゴールドと合わせた4色展開になるとされています。

また、スペック的にもiPhone 6sシリーズに近く、最新チップセット「Apple A9」や約1200万画素リアカメラなどを搭載で、指紋認証「Touch ID」やNFCによる決済サービス「Apple Play」、「Live Photo」などに対応しており、4Kムービーの撮影にも対応しているとも言われています。ただし、感圧ディスプレイには非対応とのこと。

価格はアメリカでは400〜500ドル（約45,600〜57,000円）程度になるとも予想されており、日本でも5万円程度からといった価格になれば、現在のiPhone 5sよりも発売当初から安くなりそうです。発表された週の3月26日（金）に予約が開始され、4月1日（金）に発売されるのではないかと見られています。

一方、9.7インチサイズのiPad ProはiPad Air 3とも言われていましたが、従来の「iPad Air」シリーズと同様に9.7インチディスプレイを搭載し、iPad Proで導入されたペンデバイスのApple Pencilに対応した製品になるようです。

こちらも既存製品の「iPad Air 2」とほぼ同等でケースなどが流用でき、iPad Proと同様に四隅に4つのスピーカーを搭載し、Smart Keyboard用のSmart Connectorがあるとされています。

また、リアカメラは約1200万画素で4K動画撮影にも対応する見込みで、iPad Proでは省かれていたiSightカメラ用LEDフラッシュも搭載されているようです。価格も32GBモデルが米国では599ドル（約67,000円）で、128GBモデルも用意されているとのこと。

さらに発表会ではスマートウォッチ「Apple Watch」についても新しい種類のリストバンドが用意されるなど、新モデルとして本体の仕様も少し変更になる可能性も指摘されています。

合わせて、iPhoneやiPadなど向け最新プラットフォーム「iOS 9.3」もリリースされる予定。新たに夜などで利用するときにブルーライトをカットするナイトシフトモードやパスコードロックアプリの拡張などが導入される予定です。

なお、イベントはインターネット経由によるライブ中継を視聴するにはMac OS X 10.8.5以降のSafari 6.0.5以降およびiOS 7.0以降のiPhoneやiPad、iPod touchのSafar、Window 10のMicrosoft Edge、Apple TV（第3世代および第2世代）でソフトウェアバージョン6.2以降、Apple TV（第4世代）で行えます。

記事執筆：memn0ck