上海市衛生及び計画生育委員会(衛生及び計画出産委員会)は18日、同市内で黄熱病患者が確認されたと発表した。北京市でも13日に黄熱病患者が確認されており、中国では北京・上海という二大都市で立て続けに黄熱病患者が見つかったことになる。(イメージ写真提供:123RF)

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 上海市衛生及び計画生育委員会(衛生及び計画出産委員会)は18日、同市内で黄熱病患者が確認されたと発表した。北京市でも13日に黄熱病患者が確認されており、中国では北京・上海という二大都市で立て続けに黄熱病患者が見つかったことになる。

 上海市で感染が確認されたのは46歳の男性。アフリカのアンゴラの首都、ルアンダで作業員として働いていた。3月5日に発熱し、翌6日に現地の空港を出発し、航空機を乗り継いで中国に向った。上海に到着したのは7日午後9時だった。

 中国では入国者に対して、赤外線を利用した体温チェックを行っているが、男性の発熱は検知できなかったという。

 男性は発熱を続き、病院で診察と治療を求めた。上海市の衛生当局が14日になり、男性から採取したサンプルが、黄熱病感染の陽性反応を示したことを確認。サンプルを改めて中央政府の疾病予防抑制センターに送った。同センターも、男性が黄熱病に感染していることを確認したという。

 上海市当局は、上海は黄熱病を媒介するネッタイシマカの分布地区ではなく、現在は気温も低く蚊の活動期でないとして、感染拡大のリスクは少ないとの考えを示した。

 専門家は、黄熱病が発生している地域に行く場合、10日前にワクチン接種を受けるべきと説明したという。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)