東北のグルメや文化を体験!渋谷で「TOHOKU LOVERS Fes 2016 in Shibuya」開催

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東日本大震災から5年たった今年。復興支援を目指したイベントもさまざまに行われているようだけれど、今週末、東北の生産者や東京に住みながらにして東北にかかわっている“LOVERS(ラバーズ)”たちが集い、土地の魅力を発信するそう。

渋谷・桜丘町のオーガニックレストラン「daylight kitchen shibuya(デイライトキッチンシブヤ)」では、2016年3月19日(土)と20日(日)の2日間、入場無料のイベント「TOHOKU LOVERS Fes 2016 in Shibuya(トウホクラバーズフェス 2016 イン シブヤ)」を開催する。
同店はこの2日間だけ、「TOHOKU LOVERS(トウホク ラバーズ」と題して、東北由来の限定メニューを提供する。宮城県産の肉厚の牡蠣を使った「阿部さんちの蒸し牡蠣」や、南三陸産のメカブと山梨県白州の米を組み合わせた「春のメカブ丼」(写真)など、今が旬の東北産食材を使ったグルメを堪能できるというから嬉しい。


ドリンクには、東北6県の地酒をはじめ、地元で育てられたブドウを使った岩手県産ワインなどがラインナップ。さらに、岩手県西和賀町で作られた自然志向のビール「銀河高原ビール」や、ヨーロッパの伝統的製法にこだわる岩手県盛岡市ブルワリーの「ベアレンビール」などの地ビールも登場。

特に、同社の「ベアレン クラシック」は、その売り上げの一部が、「東北を、日本を、花火で、元気に」をスローガンに花火イベントを実施している「LIGHT UP NIPPON」が企画する追悼花火の準備資金になるというから、ぜひ頼んで。


また、当日の10時から18時までは、東北にかかわる人たちのトークセッションをはじめ、復興イベントなどで活躍する紙芝居師・なっちゃんによる紙芝居の上演(20日の15時から)や、餅の聖地・岩手県一関市のいわて一関平泉大学による餅つき大会(両日ともに14時から)とおもちの販売(両日12時から)など、東北の文化や社会を紹介するイベントが盛りだくさん。

中でも注目は、19日は13時15分からと15時30分から、20日には13時15分に上映する鉾井喬監督による短編ドキュメンタリー映画「福島桜紀行」。

こちらは、太平洋側から内陸へと桜前線を追いかけながら、福島県内を巡り、その風景や人々を映したというもの。19日の17時からは、監督のトークショーも開催するというから、福島県の今についてもっと知りたい人はこれにも参加して。


このほか、東北各地の名産品の物販や、東北で出会った人たちの笑顔を摂り続ける気仙沼出身の写真家、大森文暁さんの写真展示、東北に関わる活動のプレゼンテーションなども。

おいしいものを食べたり、エンターテインメントを楽しんだり…渋谷の隠れ家レストランでその文化に浸る週末を過ごしたら、自分なりの東北へのかかわり方を見つけることができるかも。