18日、中国では出稼ぎ労働者に対する給料の未払いが社会問題となっており、支払いを求め警官と衝突するケースもある。四川省では公務執行妨害で8人が逮捕され懲役刑を言い渡される事件が発生している。イメージ写真。

写真拡大

2016年3月18日、中国では出稼ぎ労働者に対する給料の未払いが社会問題となっており、労働者が雇い主に対してさまざまな手段で支払いを求める現象は珍しくなくなった。中には警官と衝突するケースもあり、四川省では公務執行妨害で8人が逮捕され懲役刑を言い渡される事件が発生している。新文化報が伝えた。

2015年8月29日、数十人の出稼ぎ労働者は給料の支払いを求める目的で四川省南充市の観光名所の入り口に陣取り、入場を妨害した。現場に出動した警官の説得にも耳を貸そうとせず、しまいには警官を無理やり連れ現地政府に赴き、政府に給料を滞納している企業に圧力をかけるよう求めた。騒動により野次馬が集まり道路の渋滞を招いた。

その後、警察はその場で中心人物3人を逮捕し、逃走した5人も相次ぎ自首した。裁判所は「公務執行妨害に加え、長時間の交通渋滞を引き起こし秩序を著しく乱した」として、今月16日にそれぞれ6〜8カ月の懲役刑を言い渡した。審議を担当した裁判官は、「出稼ぎ労働者が給料の支払いを求める心情は理解できるが、法を犯してはいけない」と述べている。(翻訳・編集/内山)