17日、中国山東省莱蕪市の男性が315万元(約5500万円)のポケットマネーを投じ、誠意の大切さを呼び掛ける挑戦を行っていることが話題となっている。資料写真。

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2016年3月17日、中国山東省莱蕪市の男性が315万元(約5500万円)のポケットマネーを投じ、誠意の大切さを呼び掛ける挑戦を行っていることが話題となっている。大衆網が伝えた。

「利息ゼロ、誓約書なし、担保もいらない。1カ月以内に返済できれば援助する」との文章が11日に報じられると、援助希望者が数日間で1500人集まった。ポケットマネーで315人に合計315万元援助すると言い放ったのは莱蕪市に住む男性で、好条件でお金を貸すだけでなく、期限内に返済した場合500元(約8700円)の現金を支給すると約束した。

男性の行動に「会社の宣伝か?」と疑いの声が多く聞かれたが、男性は、「私は確かに小さな会社を2社経営しているが、会社の情報を公開して利益を得ようとは考えていない」と否定。行動を起こしたきっかけについて、男性は過去に信用した友人にお金を貸し失望した経験を語り、仕事で150万元(約2600万円)の赤字を出したことがあるが、誠意を第一に考え行動した結果、取引先が手を差し伸べてくれたことを紹介し、「これは私にとって挑戦。慈善活動をしているわけではなく、期限内にお金を返すということを通し、信用を守る意識と誠意の大切さを人々に呼びかけたい」と語った。

男性は15日から選出した315人に対しお金の振り込み作業を開始しており、16日時点ですでに8人が返済を完了している。中には男性の振込手数料を加えて返済する人もおり、彼の行動を称賛する声が多く寄せられている。この挑戦が成功するどうかはわからないが、成功に向けて順調なスタートが切れたといえるだろう。(翻訳・編集/内山)