腕立て伏せの回数を競う馬英九総統(左)とガンビアのヤヤ・ジャメ大統領=2012年4月12日撮影

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(ベリーズ 18日 中央社)西アフリカ・ガンビアと中国大陸が外交関係の回復を宣言したのを受けて、馬英九総統は17日、外遊先の中米・ベリーズで、「極めて不当であり、強烈な不満を示さなければならない」と語った。台湾は1995年7月にガンビアと国交を結んだが、2013年11月にガンビア側が一方的に断絶を発表した。

台湾の対中国大陸政策を担当する行政院(内閣)大陸委員会は同日、「強烈な不満」を表明。台湾の人々の感情を傷つけたなどと大陸側を批判した。同委員会の夏立言主任委員は18日、復交は、5月に就任する民進党の蔡英文次期総統と新政権への警告かというメディアからの質問に、「多くの人がそのように認識していると思う」と答えた。

林永楽・外交部長(外相)は17日、中華民国(台湾)と国交のある22カ国との関係は「非常に強固」だと強調し、国際社会における中国大陸からの圧力は続いているが、緊迫した状況にはないとした。

馬総統は2008年の就任以来、中国大陸との友好国の奪い合いをやめ、関係を改善していく「活路外交」を推進している。

(謝佳珍、陳俊華/編集:杉野浩司)