【会見】なでしこ監督退任の佐々木則夫氏「サッカーの指導者として経験出来たことは僕の大きな宝物」

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▽日本サッカー協会(JFA)は18日、今月10日付で退任が発表されたなでしこジャパン元監督の佐々木則夫氏(57)の退任会見を行った。

▽会見に出席したJFAの大仁邦彌会長と佐々木氏のコメントは以下の通り。

◆大仁邦彌会長

「オリンピック予選が終わりまして、3月10日に佐々木監督の方から報告の後に、『責任をとって辞任したい』との申し入れを受けました。その後、日本サッカー協会の理事会に報告し、正式に辞任が決まりました」

「今回のオリンピック予選は大変残念だったのですが、それまでの佐々木監督の戦績、戦いは素晴らしいものがありました。2011年のドイツで行われたFIFA女子ワールドカップ、その後のロンドン・オリンピック、カナダ女子ワールドカップの準優勝と本当に素晴らしい成績をあげてくれたと思います」

「今回は残念ですが、それによってそれまでの成績が落とし入れられるものではないと思っております。特に、なでしこスタイル、なでしこのサッカーを世界で戦えるようにしてくれました。逆に言えば、今はなでしこスタイルを世界が真似してきている方向に来ています。女子のサッカーを佐々木監督が変えたと思っています」

「オリンピック予選も各国が進歩してきたことによって、苦戦になったとも言えるか分かりませんが、佐々木監督の功績は大きかったと思いますし、我々はこの先もこのスタイルと続けていくべきだと思っています。9年目、佐々木監督にはしばらく休んでいただけるか分かりませんが、感謝を申し上げたいと思います」

◆佐々木則夫氏

「女子の指導者として携わって11年、監督として9年間、選手たち、サッカー協会と共に世界を目指して仕事をできたこと、そして、これまでの中で世界と戦えて、結果もある程度出て、未来へ向けたこと、最終的には大切なリオ五輪の結果に至りませんでしたが、僕自身は満足し、かつ充実した11年間をサッカーの指導者として経験出来たことは僕の大きな宝物です。この先、どの様な道に進むかは分かりませんが、いずれにしても、この経験がさらに良い経験となって、次のステップ、自分自身の人生の1つになると確信して、新たなステージに向けて頑張って行きたいと思っています」