毎日しているのに、観察することの少ない「おしっこ」。しかし尿には体の様々な情報が隠れています。普段見聞きすることの少ない尿の話を調べてみました。

まずおしっこの色が何色かをチェック

尿の色で体の不調を判別することができます。正常な尿の色は淡い黄色ですが、摂取した水分やかいた汗の量などでも変化します。水分やアルコールを大量に摂取したあとは無色に近くなりますが、何もないのに無色の場合は尿崩症という病気の可能性があるので泌尿器科か内科を受診したほうがよいかも。白っぽい、黄色くても濁って見えるのは、尿路感染症や膀胱炎の可能性が高いです。これは細菌と戦って死んだ白血球や傷んだ粘膜が剥がれ落ちたもの。他に症状が無くてもクリニックを受診した方が安心です。褐色に近い黄色は脱水気味。水分補給をしっかりと。黄疸が出ている場合は肝臓の病気が考えられます。ピンクや赤の場合、赤い色素を含んだ飲食物を摂取した場合は色素を分解できずに赤くなることがあります。そうでない場合は血尿の可能性があり、膀胱からの出血の場合痛みがあります。泌尿器科を受診しましょう。緑っぽくなるのは緑膿菌に感染した場合。こちらも早めの受診を。

適切なおしっこの回数を知っている?

一般的な排尿の回数は1日に5~7回。健康であれば就寝中に尿意を催すことはあまりありません。水分を大量に摂っていないのに回数が増える場合は膀胱炎や尿道炎、過活動膀胱の可能性が。逆に極端に尿の量が少ない、回数が少ない場合は脱水や腎臓病や心臓病が原因の乏尿が考えられます。むくみがあったらすぐに内科の受診を。

おしっこのチェックで健康管理をして

健康な尿は排尿時にはわずかな臭いしかありません。アンモニア臭は時間が経つとするものなので、臭いがきつい場合は脱水や膀胱炎の可能性が。お酒を飲んでいないのに甘ったるい臭いがする時は糖尿病の疑いがあります。女性器が嫌気菌感染症になった場合、生臭い臭いがしたり、食べ物が腐る手前の甘さのある腐敗臭がすることもあります。尿が泡立つのはタンパクが漏れている可能性もあります。排尿時に心臓がバクバクしたりフラフラするのは血圧の異常か、自律神経の異常が考えられるのです。

おしっこで体調の異変を察知できることも多いので、流す前に確認する習慣をつけると良いでしょう。自分ではわからない体内のことを知らせてくれる尿を毎回チェックするのは健康管理法の一つです。


writer:しゃけごはん