2015年、韓国の一部メディアが「米国のワシントンD.Cに咲く桜は日本から送られたものだが、実は済州島が原産地だ」と主張、桜の起源は韓国だなどと主張したことをきっかけに、日本と韓国のみならず、中国まで巻き込んだ論争が起きた。(イメージ写真提供:123RF)

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 2015年、韓国の一部メディアが「米国のワシントンD.Cに咲く桜は日本から送られたものだが、実は済州島が原産地だ」と主張、桜の起源は韓国だなどと主張したことをきっかけに、日本と韓国のみならず、中国まで巻き込んだ論争が起きた。

 春を目前にした17日、中国メディアの観察者は「東京・渋谷の街頭ビジョン広告をきっかけに、再び桜の起源に関する論争が起きている」と伝えた。

 報道によれば、渋谷の街頭ビジョンでこのほど、中国武漢市の桜をPRする広告が流され、日本の一部のTwitterユーザーが反応したと紹介。「武漢大学の桜は日本の桜よりキレイだと思う」といったつぶやきが見られたと紹介する一方、多くの日本人ユーザーは「武漢はどこ?」などといった反応を示したと伝えた。

 また「武漢大学の桜は日本から贈られたもの」と指摘するコメントもあったことを紹介。武漢大学の桜はもともと旧日本軍が30株程度植えたことが始まりで、1972年の日中国交正常化以降に日本から贈られたりして桜が増えたものだ。現在では武漢大学の桜は中国国内でも桜の名所として広く知られている。

 一方で記事は、当初から日本に縁があった武漢大学の桜について「渋谷の街頭ビジョンで広告を流すとは思いもよらなかった」と伝えつつ、中国の簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)でも大きな注目を集めたと紹介。同広告で武漢が「世界の桜の郷」であると主張していることに対し、「日本人に笑われているぞ」、「桜の原産地は中国だが、武漢が桜の郷であるとはどういう道理だ?」といった声があがったことを紹介した。

 15年におきた桜の起源に関する論争では、韓国の一部メディアが「東京都が米ワシントンD.Cに贈ったソメイヨシノは実際には済州島の王桜だ」などと主張。日本でも反発の声が高まったが、中国も論争に参戦し、一部の識者からは「桜の起源は中国であり、日本で光り輝くことになった。韓国は何もしていない」との発言も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)