14日、公演中に聴衆が携帯端末を使うことは世界各地の劇場やホールで出演者や主催者を悩ませている問題だが、中国では“有効な”対策が取られている。問題の聴衆にレーザーポインターを照射するのだ。資料写真。

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2016年3月14日、ニューヨーク・タイムズによると、公演中に聴衆が携帯端末を使うことは世界各地の劇場やホールで出演者や主催者を悩ませている問題だが、中国では“有効な”対策が取られている。問題の聴衆にレーザーポインターを照射するのだ。16日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

中国の劇場・ホール管理者は公演中に携帯端末をいじるなどの行為を働く聴衆にレーザーポインターを当てるのは最も有効な解決策だと話し、本人の意識を向上させなければ、こうしたマナー違反はなくならないと説明する。

上海大劇院の関係者は、出演者にとって聴衆が携帯端末をいじっているのは耐えがたい行為で、レーザーポインターを当てることで遠回しにやめるように促すのだと話す。薄暗い会場内でレーザーを照射し、軽く恥をかかせて、マナー違反を自覚させることが目的なのだという。

しかし、会場内でレーザーポインターを照射することで、出演者は気が散らないのか。その点は、会場側が照射するタイミングを配慮するなど、対策を講じていることを明かしている。

なお、中国国家大劇院は2007年から運用されているが、当初は公演中でも着信音が何度も鳴ったり、通話し始めたり、写真を撮ったりする人が後を絶たなかった。現在は多くの劇場・ホールで通信機能抑止装置を使っており、そうした行為は減少しつつあるが、マナー向上の最善策としてレーザーポインターを使用している会場もある。(翻訳・編集/岡田)