パリでこのほど、日本の旅行会社が清掃活動を行ったことについて、中国メディアの中国新聞社は「日本人は本当にきれい好きだ」と論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 パリでこのほど、日本の旅行会社が清掃活動を行ったことについて、中国メディアの中国新聞社は「日本人は本当にきれい好きだ」と論じる記事を掲載した。

 記事は、「最近、同時多発テロの影響でパリを訪れる日本人が減少している」と伝える一方、日本人旅行客が減少したのはそれだけではないと指摘。いたるところにあるゴミや動物の糞、タバコの吸殻といった存在も日本人を幻滅させていることも一因と論じた。

 続けて、日本の旅行会社がこのほど、3月13日から毎週末、エッフェル塔などの観光地でゴミ拾いを行うことを決めたと伝え、こうした取り組みを高く評価。一方で、「日本人はどこでも“清掃人”を務めている」とし、2014年のブラジルワールドカップにおいても日本人サポーターが試合後にスタジアムの清掃活動を行ったことを紹介。日本人サポーターの行動はブラジル政府からも称えられたと紹介した。

 さらに、ネット上で検索してみれば、日本人がスポーツイベントなどで試合後にゴミ拾いを行ったのはブラジルワールドカップが初めてではないことがわかるとし、1994年に広島で開催されたアジア競技大会でも6万人もの観客がいたはずの会場にはゴミがまったく落ちておらず、当時は「神話になったほど」と紹介した。

 また記事は、日本人の清潔好きには「驚かされてばかりだ」としたうえで、風呂好きな日本人は身なりも清潔で、日本の水道水は清潔であるため直接飲用でき、街中を走る自動車は環境に優しく、ゴミの分別も厳格に行われていると指摘。一方、日本人は「生まれながらにして潔癖症なのか」と疑問を投げかけつつも、決してそうではないと主張し、その理由としてかつて日本でも環境汚染などに苦しんだ時代があることを挙げた。

 さらに日本人は教育によって、公衆衛生を重視する環境を作り上げたと指摘し、「日本人が行う集団でのゴミ拾いはパフォーマンスだと主張する声もある」とする一方、日本人の間で根付いた衛生意識は本物であり、暗黙のルールにまで昇華していると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)