16日、人工知能搭載の囲碁ソフトが韓国人棋士との対局で勝利したことについて、韓国・SBSテレビは「この対局の真の勝者は人工知能の開発元であるグーグルだ」とする記事を報じた。資料写真。

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2016年3月16日、韓国人棋士と人工知能(AI)搭載の囲碁ソフトとの「世紀の対決」は5戦4勝でAIが勝利し幕を閉じたが、韓国・SBSテレビは「この対局の真の勝者はAIの開発元であるグーグルだ」とする記事を報じた。

SBSがその根拠として注目したのは、対局をきっかけに大きく伸びたグーグルの時価総額。記事によると、同社が今回の対局のために投じた費用は20億ウォン(約1億9000万円)程度と推測される一方、対局後、同社の持ち株会社の時価総額は58兆ウォン(約5兆5700億円)増加したという。囲碁対決を通じ、AIの技術力を広く知らしめたことが大きく影響したとみられている。

一方の韓国は、グーグルが過去15年でAI関連企業の買収だけでも33兆7000億ウォン(約3兆2300億円)を投じたのに対し、過去5年の投資総額は180億ウォン(約17億3000万円)ほど。AI関連の国際特許保有件数も、米国の20分の1にすぎない。

この状況を受け「韓国企業は将来ビジョンがなく、何が何でも他人のやることをまねて追って行こうとする」と韓国の専門家すら肩を落とし、記事は「韓国は結局AIの実験場としての役目しか果たせなかった」と報じた。

しかし韓国のネットユーザーからは、この報道に否定的なコメントが多数寄せられている。

「なぜそこまでひねくれた見方をするんだ?韓国にとっても良いことだったよ。AIについて考え直すきっかけにもなったし」
「国民みんながAIの能力について知っただけでもありがたいと思わなきゃ。今度は韓国が稼ぐ番だよ」
「物乞い根性だね。考え方が卑屈すぎる」

「被害者ぶってるだけ」
「いまさらこんなことを…。韓国には、労働者や庶民からせびり取る能力だけはあるじゃないか」
「『人工知能よりまぶしい韓国人の気迫!』とか、もうちょっと希望が持てる書き方をしてくれないかなあ」

「今回の対決が韓国社会に与えた波紋は数百兆、数千兆にも値する警鐘だ。むしろグーグルに感謝すべき」
「李明博(イ・ミョンバク)は土木工事に大金を使い、朴槿恵(パク・クネ)は何をしてるのかさっぱり分からん」
「グーグルのおかげで朝鮮人が先進の文物に目覚めたということが重要」(翻訳・編集/吉金)