17日、新文化報によると、中国吉林省長春市で16日、街中にある巨大スクリーンに市民24人の名前や住所、身分証番号とともに特大の顔写真が映し出されるという事態が起きた。写真は長春市。

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2016年3月17日、新文化報によると、中国吉林省長春市で16日、街中にある巨大スクリーンに市民24人の名前や住所、身分証番号とともに特大の顔写真が映し出されるという事態が起きた。

これは事故などではなく、債務履行能力があるにもかかわらず法的文書で定められた義務を履行しない人のうち、証拠書類の偽造など特に態度の悪かった人物を社会に公表するための措置で、実施期間は3カ月間。「長春市二道区人民法院による公告」の名のもと、各種広告に混じって朝6時から夜9時まで順番に表示される。債務の額は5000元(約8万5000円)から200万元(約3400万円)とさまざまだが、すべて合わせると931万元(約1億6000万円)を超え、同法院関係者は「3カ月の間にスクリーンに表示する人数をさらに増やす」とも説明。24人の案件はいずれも二道区内で起きたもので、私人間の金の貸し借り、交通事故関連、契約がらみのトラブルが多いという。

個人のプライバシーに関わる問題とも取られそうだが、同関係者は最高人民法院が出した規定に言及し、「公表は法で認められている。プライバシー侵害には当たらない」と語った。(翻訳・編集/野谷)