スズキからOEM供給されている三菱デリカD:2。ソリオのフルモデルチェンジは昨年夏に行われましたが、OEM版であるデリカD:2もそれに合わせて新型に移行しました。

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とはいっても完全なバッジエンジニアリングで、エンブレムなどをのぞき、ベース車であるスズキ・ソリオと同一の仕様になっています。

三菱の関係者に聞くと、今回の新型ソリオの完成度の高さには感心しているようで、OEM版とはいえ、販売現場でも新型デリカD:2への期待値はかなり高そうです。

なお、ソリオにある純ガソリン仕様の「G」に相当するグレードはデリカD:2にはなく、すべてマイルドハイブリッド搭載モデルになります。

新型ミラージュのプレス試乗会の会場で、新型デリカD:2を撮影する機会がありましたので、スズキ・ソリオのおさらいもかねて概要をご紹介します。

先代のデリカD:2は、2011年に発売され、コンパクトながらも広大な室内空間や積載性の高さ、そしてスライドドアなどにより乗降性にも優れるなど、駐車場所や狭い住宅街での使い勝手が魅力となっていました。

新型デリカD:2は、全長3710×全幅1625×全高1745mm。新開発の1.2Lエンジンにマイルドハイブリッドシステムを搭載し、2WDは27.8km/L、4WDは23.8km/Lというカタログ燃費を達成しています。

軽自動車よりも約400mm長く、約150mmワイドなだけですが、室内は広々していて子どもが2人いるファミリーでも十分に実用になる荷室空間が残されているほか、後席は荷室側からも容易にスライドできたり、後席を前倒しすればフラットに拡大できたりします。

さらに、両側スライドドアの乗降性に加えて、前席左右間のウォークスルー、前後席間のセンターウォークスルーも可能など、ミニバン的な使いやすさは健在。

外観では、標準モデルにはヘッドランプと連動して点灯するLEDイルミネーションランプを組み込んだ大型メッキグリルを採用。カスタムモデルは、LEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機能付)を上段、LEDポジションランプを下段にハイした2段式として精悍な顔つきになっています。

ホイールは標準モデルが10本スポークタイプ、カスタムモデルが力強い印象の8本スポークタイプを採用。

広大な内装では、標準モデルがチャコールグレー&ブラックを基調とし、シート生地はブラウン。カスタムモデルはブラック内装で、シートはグレーをベースにダークパープルが配された生地になっています。

そのほか、ステレオカメラタイプの安全予防装備「e-Assist」を搭載。衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報、ふらつき警報機能などが用意されています。

価格帯は標準モデルの2WDが178万7400円〜206万640円、同4WDが191万3760円〜218万7000円。カスタムモデルの2WDが196万3440円、同4WDが208万9800円です。

(塚田勝弘)

三菱も認めた!? 新型ソリオ(新型デリカD:2)の高い完成度(http://clicccar.com/2016/03/17/360184/)