16日、香港・中国評論社によると、台湾・国立故宮博物院の馮明珠院長は、同博物院が所蔵する文物は「中華民国に属する」と述べ、中国本土への返還を否定した。写真は台湾の国立故宮博物院。

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2016年3月16日、香港・中国評論社によると、台湾・国立故宮博物院の馮明珠(フォン・ミンジュー)院長は、同博物院が所蔵する文物は「中華民国に属する」と述べ、中国本土への返還を否定した。

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この問題は、先日、新党主席の郁慕明(ユー・ムーミン)氏が「正義へのモデルチェンジ」に話が及んだ際に、「いっそ台北故宮博物院の所蔵品も中国本土に返しては」と発言したことを受けてのもの。

16日に開かれた立法院の文化・教育委員会で、民進党の黄国書(ホアン・グオシュー)委員が「郁主席の考えに同意しますか?」と質問すると、馮院長は「もちろん同意しない。文物は『中華民国』に属する。少なくとも私の在任期間中にはあり得ない」と答えた。一方で、中国本土が返還を要求していないことに触れ、「この問題はまったく存在しないことだ」とも述べている。(翻訳・編集/北田)