クラブで不振の香川にハリル「A代表でも先発か分からない」原口のトップ下起用も

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 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が24日のW杯アジア2次予選・アフガニスタン戦(埼玉)でMF香川真司(ドルトムント)、FW本田圭佑(ミラン)の先発起用を見送る可能性を示唆した。

 チームは24日のアフガニスタン戦、29日のシリア戦(埼玉)に向けて21日に埼玉県内で集合するが、香川と本田は20日にナイトゲームがあるため、合流が遅れる見通し。ハリルホジッチ監督は「火曜日(22日)にしか着けない選手もいる。もしかしたら私のゲームプランを少し変更するかもしれない」と指摘した。

「彼らは火曜日(22日)にしか日本に帰ってこれない。彼らがどのような体調かまだ分からない。もしかしたらプレーをしないという選択もある。疲労がたまって、ケガのリスクが高まるからだ」

 特に香川に関しては所属クラブで出場機会に恵まれていないという問題もある。指揮官は香川について「ドイツのビッグクラブでかなりの競争をしている。先発を勝ち取るために今、戦っているところだ」と言及し、「彼は常にプレーしたいと言っていたが、残念ながら向こうではなかなか(先発の座を)奪えていないし、A代表でも先発を奪えるかどうかはまだ分からない。ドルトムントでは本当にパフォーマンスが高くないと先発を奪えない」と、日本代表のポジションも約束されていないと強調した。

 代わりのトップ下候補の一番手はMF清武弘嗣(ハノーファー)だが、こちらは故障明けという不安要素がある。指揮官は復帰のタイミングに関して「ちょっと早かった」と繰り返し述べており、再発の可能性を懸念。今回の招集も「かなり考えてこの決断をした」と語り、しっかりとコンディションを見極める考えだ。

 清武の状態によっては「3つ目のソリューションも考えている」と明かしたハリルホジッチ監督の脳裏にあるのはMF原口元気(ヘルタ・ベルリン)のトップ下起用だ。「彼はドイツでしっかり先発でプレーしている」と、コンディションに不安はない。週末のリーグ戦も19日のため、合宿初日から合流できる。

 サイドハーフが主戦場の原口だが、「真ん中でできるかなと思っている。現地でやっている役割とは違うものを求めようかなと思う」と指摘。「ボールを奪うところと前に関わるところ。つまり、半分は守備、半分は攻撃という役割だ。そういったクオリティーがあると思うし、もっと得点も取ってほしいと思っている」と、大きな期待を寄せた。

(取材・文 西山紘平)


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