16日、北朝鮮最高裁はホテルから政治スローガンが書かれた掲示物を盗んだとして拘束しされていた米国人大学生に労働教化刑15年を言い渡した。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。写真は平壌。

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2016年3月16日、AP通信によると、北朝鮮最高裁は同日、ホテルから政治スローガンが書かれた掲示物を盗んだとして拘束されていた米国人大学生に労働教化刑15年を言い渡した。

米バージニア大学に在籍するオットー・フレデリック・ワームビア氏は、昨年末の年越しツアーで北朝鮮を訪問していたが、宿泊した平壌市内のホテルで政治スローガンが書かれた掲示物を盗んだとして今年1月はじめに拘束された。

ワームビア氏は先月、平壌市内で記者会見し、友人の母親から教会に展示するために政治スローガンの書かれた掲示物を取ってくるよう頼まれたため、盗んだと述べた。また、掲示物を盗めば1万ドル(約113万円)相当の中古車をあげると言われたほか、もし北朝鮮で拘束されて帰国できなくなれば20万ドル(約2260万円)をワームビア氏の母親に寄付金として渡すと言われていたと述べ、自身の家族が「非常に深刻な経済状況にあったため」、友人の母親の提案に応じたと語っていた。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「若者たちは今の世界で何が起きているか分かっていない。米国はこの青年の釈放のために何百万ドルものお金を使うことになるだろう。敵国に行ってはいけないということを教えるためにこの青年を悪い見本として北朝鮮に15年間、留めておけばいい」

「国によって犯罪行為や刑罰は異なるということを、人々はいつになったら学ぶんだ?」

「若者はなぜこんなに愚かなんだ?」

「愚かな行為に対して15年の懲役刑というのは、ちょっと厳しいな」

「窃盗に対して1年、愚かさに対して14年の懲役ということだな。妥当な判決だと思う」

「彼は家族が厳しい経済状況にあったというが、それなのに彼は北朝鮮に旅行している。旅費をどうやって工面したんだ?」

「ワームビア氏の話は疑わしいと思う。きっと北朝鮮政府から強制的に言わされているんだろう」

「彼はスパイかもしれない」(翻訳・編集/蘆田)