苗栗・白沙屯の媽祖巡礼、1万人以上が参加  片道200キロを歩く/台湾

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(苗栗 17日 中央社)一年に一度行われる白沙屯拱天宮(苗栗県)の媽祖巡礼が16日午前0時半、開始された。信者ら1万人を超える参加者は、徒歩で約200キロ先の北港朝天宮(雲林県)を目指す。

この日は一晩中雨が降り続くという悪天候に見舞われたが、参加者らはひたすら歩みを進めた。

途中、みこしが病院に入った際には、職員や患者の家族らが手を合わせ、患者の回復を願う姿も見られた。みこしは同日正午、台中市大甲に到着した。

信者によれば、20日の正午前に北港に到着する予定。今年は11日間で往復する予定で、過去2年は往路が40時間しかなかったのに比べ、ゆとりのあるスケジュールになっているという。

昨年友人の誘いで一区間だけ歩いたという参加者の江さん(29)は、今回は完歩に挑戦する。雨のために下半身はびしょ濡れで、足の裏にすでに3個の水ぶくれができた。「なぜ苦しい思いをしに来たのか」と自問自答したこともあったと明かしながらも、みこしを目にすると自然に力が起こってきたと話し、最後まで頑張ることを誓った。

(管瑞平/編集:名切千絵)