16日、中国では近年地下鉄のマナー違反が原因で乗客同士がもみ合いになるなどのトラブルも絶えず、14日に掲載された地下鉄車内でのトラブルを映した動画も似たような内容で話題を集めたが、企業による悪質な宣伝であるとして警察が調査を進めている。

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2016年3月16日、中国では近年地下鉄のマナー違反が原因で乗客同士がもみ合いになるなどのトラブルも絶えず、14日に掲載された地下鉄車内でのトラブルを映した動画も似たような内容で話題を集めたが、企業による悪質な宣伝であるとして警察が調査を進めている。華商報が伝えた。

動画では、陝西省西安市の地下鉄車内でヒマワリの種を食べその殻を床にポイ捨てする男性が映っている。男性は周りの注意にも聞く耳を持たず、隣の乗客ともみ合いに。すると、兵馬俑をほうふつさせる衣装に身をまとった人物が突如現れ、手に持っていたハンマーでマナー違反の男性に殴りかかった。襲われた男性が立ち上がった時には車内に血らしき液体が広がっていた。

動画が公開されると、すぐにネットで話題となり拡散。同時に、衝撃的な内容に「何かの宣伝か?」と疑いの声も上がった。

こうした中、同市の警察当局は15日未明、この動画が同省の映画会社が制作したもので実際に起きた事件ではないと発表。続けて、地下鉄の管理会社は「映画会社は許可を得ず地下鉄車内で撮影した。目的は間もなく公開される映像作品を宣伝するためで、悪質な宣伝行為は地下鉄の秩序を乱した」として警察に通報し、責任を追及すると明かしている。地下鉄管理会社によると、市の条例や関連法に違反しており、警察の調査終了後に処罰が下されるという。(翻訳・編集/内山)